これまでプロバイオティクスとして使用されてラクトバチルスなどの乳酸菌やビフィズス菌の多くは, 温度や酸素の影響を受けやすく, 特に夏場の室温保管や容器の開け閉めなどで酸素にさらされることで, 死滅してしまうことがあります。 また胃酸などのpH が低い環境で生き抜くことは難しいと言われています。 ペディオコッカス菌(植物性乳酸菌 B5051)は, 高い温度でも生きられるため, 常温でも安定して2年間以上保管することができます。製造,輸送,保管のために低温環境を確保する必要がありません。酸素環境でも生存することができるため,製造する際や商品の蓋を開け閉めによる死滅をそれほど心配する必要もありません。また更には, pH2.0以下の過酷な環境でも生存できるため,腸まで生きたまま到達することができます。
pH6.2 | pH2.0 | pH1.5 | |
従来の乳酸菌 | ![]() |
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ペディオコッカス菌
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胃酸に対する生存性を確認する実験